7月23日 後場の相場概況

前場の日経平均は-294円安の22403円と大幅に3営業日続落しました。

朝方は、円高ドル安進行を嫌気して安く始まると先物売りで下げ幅を広げ、安値では-314円安

22383円まで下落して前引けにかけて安値圏での推移となりました。

先週末にトランプ米大統領が中国からの輸入品すべてに関税を課す考えを表明するなど米中貿易摩擦への

警戒が再燃したことから円高ドル安が進行し、輸出採算改善への期待が後退して輸出関連株中心に

売りが広がりました。

一方で、日銀が長期金利の誘導目標の柔軟化を検討するなどの報道を受けて長期金利が上昇し、

銀行、保険などの金融株が上昇しました。

 

◆けさは、円高ドル安を受けて輸出株などを中心に売りが広がって安く始まりました。

その後も110円台後半まで円高ドル安が進行したことから先物売りが出ると、それに連れて

裁定解消売りが出て日経平均は下げ幅を拡大しました。

一方で22日付の日本経済新聞朝刊が、30日から31日まで開かれる日銀金融政策決定会合では、

長引く緩和の副作用にどう配慮すべきかを検討すると報じたことから、日銀が長期金利目標やETFなど

資産買い入れ手法の柔軟化などを選択肢に、金融緩和策の持続性を高める方策の検討に入ったことが

明らかになりました。

これを受けて金利上昇期待から銀行株などが買われた一方で、日銀のETF買いが打ち止めになるとの

思惑から日経平均への寄与度の高い銘柄が売られました。

日経平均をTOPIXで割ったNT倍率は先週末の13.01倍から一時12.85倍まで急低下しています。

東証1部の売買代金は1兆556億円、騰落銘柄数は値上がり1049銘柄、値下がり941銘柄、

日経225採用銘柄では値上がり70銘柄、値下がり147銘柄となりました。

注目すべきは売買自体は引き続き閑散であることと、東証1部全体では値上がり銘柄数の方が多く、

日経平均の大幅下落は先物売りに誘発された裁定解消売りから来ているということです。

裁定解消売りの影響でファーストリテが約99円、ソフトバンクが約23円、ファナックが約21円など

日経平均を押し下げています。

日経ジャスダック平均は続落、東証マザーズ指数は反落しています。

日経平均のテクニカル指標はだいぶ調整が進んできてはいますが、まだ高値圏を示唆するものもあります。

ただココからさらに下に振れてきた場合には、一度はリバウンドしやすい水準まで来たと思います。

まだ安心して買える位置ではありませんが、余裕を持って段階的に買い下がって、リバウンドを

取りに行くことができるイメージになりつつあると思います。

 

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