7月20日 後場の相場概況

前場の日経平均は-112円安の22652円と続落しました。

朝方は、米国株安や円高ドル安を嫌気して小安く始まりましたが、その後は円高一服などを支えに

高値では+105円高の22869円まで切り返しました。

買い一巡後は、中国人民元が対ドルで約1年1ヶ月ぶりの元安水準を付けたことが重しとなり、

利益確定売りで再び下落転換すると、米国株時間外取引が安くなったこともあって安値では

-204円安の22560円まで下げ幅を広げる場面もありました。

 

◆けさは、米国株安、円高ドル安を受けて輸出株などを中心に売られて安く始まりました。

その後はドル円の落ち着きなどを背景に、先物への買い戻し主導で上昇転換しましたが、

中国人民銀行が発表した人民元の対ドル基準値が約1年1ヶ月ぶりの元安水準になったたため、

米中貿易摩擦への懸念が再燃して先物主導で下落しました。

前引けにかけてはやや落ち着きを取り戻しましたが、前日にトランプ米大統領が人民元安に対して

間接的に不満を述べたと伝わった直後だったため、米中貿易摩擦の激化への懸念が高まりました。

また人民元安をきっかけにアルゴリズム(コンピューターを通じた高速自動取引)が動いて

先物が売られたとの見方もありました。

東証1部の売買代金は1兆1821億円、騰落銘柄数は値上がり746銘柄、値下がり1248銘柄、

日経225採用銘柄では値上がり58銘柄、値下がり164銘柄となりました。

日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに続落しています。

前場は先物買いが主導して戻りを試した後は、先物主導で大きく下げる場面もあり、

現物株市場で薄商いが続いていることもあって先物に振り回されました。

日経平均のテクニカル指標は総じてまだ高値圏を示唆するものが多いなか、前場の急落を見せられて

買いづらくなった雰囲気も出ており、短期的な過熱感も意識されています。

安寄り後の戻しでは、まだどうしても一度は23000円を回復させたい力が働いているとも

見えましたが、流れ的には買い方が苦しくなってきているかもしれません。

前場のTOPIXは-0.27%安でしたので、日銀のETF買いはほぼ期待しづらいなか、

きょうも後場に失速すると、直近4日連続で前場の高いところを売った投資家は

大引けにかけて安くなったところで利益で買い戻せることになります。

やはり確実に段階的な利益確定売りを進めながら、押し目を待った方がいい流れだと思います。

 

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