7月11日 後場の相場概況

前場の日経平均は-305円安の21891円と4営業日ぶりに大幅反落しました。

朝方は、トランプ米政権が今朝、2000億ドル(約22兆円)に相当する中国製品に

10%の追加関税を課す措置の原案を公表したことから、米中の報復合戦への警戒感が再燃して

米国株時間外取引が大幅に下落したため、大幅安で始まりました。

その後も下げ幅を広げると安値では-452円安の21744円まで下落する場面がありましたが、

急落して始まった中国・上海総合指数が下げ幅を縮小するのにあわせて先物に買い戻しが入り、

下げ幅を縮小しましたが戻りは限定的でした。

 

◆けさは、米政府が追加で2000億ドル相当の中国製品に10%の関税を適用すると表明したことで、

貿易摩擦の激化を懸念する売りから大きく下げて始まると、先物売りで下げ幅は一時450円を超えましたが、

円高の進行が限定的だったことや急落して始まった上海株がその後下げ幅を縮小したことなどから、

前引けにかけて下げ幅を縮小しました。

東証1部の売買代金は1兆1322億円、騰落銘柄数は値上がり417銘柄、値下がり1628銘柄と

全体の8割弱の銘柄が下落しており、日経225採用銘柄では値上がり14銘柄、値下がり210銘柄でした。

ファーストリテが約32円、エーザイが約26円、ファナックが約17円など日経平均を押し下げています。

運用リスク回避の動きから、日経ジャスダック平均は反落、東証マザーズ指数は続落しました。

前引けのTOPIXは-1.09%安でしたので、後場は日銀のETF買い期待があります。

週末の7月限SQに向けて相場が一方通行で大きく動く典型的なパターンになったことで、

前場は大幅下落となりましたが、米国による対中追加関税は早くとも9月に導入される見通しであることや

ドル円の反応が薄かったことなどからも、株価の反応はやや過敏と言えるかもしれません。

もし再度大きく下落する流れが続くようであれば段階的な買い下がりのイメージで、

今晩の米国市場での反応が限定的であす以降再度戻りを試すようであれば利益確定売りを進める

イメージでいいと思います。

まだ荒れるSQ週は続きますので、慎重に行きたいところです。

 

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