7月10日 後場の相場概況

前場の日経平均は+226円高の22278円と大幅に3営業日続伸しました。

朝方は、米国株高や円安ドル高を受けて高く始まると、先物買いで上げ幅を拡大する展開となり、

高値では+264円高の22316円まで上昇しました。

その後いったん上値が重くなる場面もありましたが、下値が限定的だったことから前引けにかけては

高値圏での推移となりました。

米国株時間外取引の上昇や、中国・上海総合指数が強含んだことが相場の支えとなりました。

 

◆けさは、米国株高、円安ドル高を好感して高く始まると、引き続き先物を中心とした売り方の

買い戻しが相場をけん引しました。

米株市場の上昇で投資家心理が改善したことから、主力の値がさ株を中心に買われたほか、

ドル円が111円台まで円安に振れたことから輸出関連株が買われました。

またこのところ下げが目立っていた機械株や非鉄金属株、銀行株などにも買いが入り、

円安ドル高進行で輸出採算が改善するとの期待から自動車株にも買いが入りました。

東証1部の売買代金は1兆1648億円、騰落銘柄数は値上がり1544銘柄、値下がり471銘柄、

日経225採用銘柄では値上がり188銘柄、値下がり33銘柄となっています。

裁定買いの影響でファーストリテが約20円、ソフトバンクが約20円、ファナックが約13円など

日経平均を押し上げています。

投資家心理の改善から、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに続伸しました。

投資家の不安心理を計る日経平均ボラティリティー指数は一時15ポイント台半ばまで下落して、

ザラ場ベースでは6月15日以来、約1ヶ月ぶりの低水準となりました。

一方で日経平均のテクニカル指標は中立圏のなかでも高値圏に近づくものが出始めています。

週末の7月限SQに絡んで売り方の買い戻しが進み、最低限の戻しは入れた印象です。

今週はまだ値動きの荒い週になる可能性があるなか、水準としての割安感は後退しています

ただSQ週特有の動きとして、相場が一方通行で動き続ける可能性もあります。

結果としてココまでは上に荒れるSQ週になっていますが、米中貿易摩擦による動きなどから

下落に転じるリスクも残ってはいますので、さらに上昇する場面があれば利益確定売りを

段階的にしていくのが無難だと思います。

まだ過熱感が意識されるほどのリバウンドではありませんが、荒れるSQ週だけに

慎重に行きたいイメージです。

 

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