6月6日 前場の相場概況

5日の米国株市場は
NYダウ-13.71ドル安の24799.98ドルと3日ぶりに反落
ナスダック+31.403ポイント高の7637.863ポイントと3日続伸しました。

イタリアのコンテ新首相が所信表明演説で歳出拡大による景気刺激策を行うことを表明しました。

財務リスクが意識されて国債利回りが上昇したことからイタリアへの懸念が再燃し、

米国債が買われて長期金利が低下したため金融関連株が軟調でした。

その一方で、ナスダックは連日で終値ベースでの史上最高値を更新しています。

米供給管理協会(ISM)が発表した5月の非製造業総合指数は前月から上昇し、

第2・四半期の堅調な経済成長を示唆しました。

これらを受けて投資家の不安心理の目安とされるボラティリティ・インデックス(VIX)は

0.34%低下の12.4と1月26日以来の低水準で終わっています。

 

◆先物夜間取引の終値は22520 変わらずでした

高値は22560 +40円高、安値は22440 -80円安でした。

イタリアではコンテ新首相が所信表明演説に臨み、歳出拡大で景気を刺激する方針を示しました。

新政府が欧州連合(EU)の財政緊縮方針に従わない可能性が警戒されて投資家心理を冷やし、

ダウは一時-102ドル安まで売られる場面がありました。

またトランプ政権の強硬な通商政策で貿易摩擦が激化するとの懸念も相場の重しとなりました。

けさは米国株時間外取引が小幅高、ドル円がほぼきのうと同水準ですので小動きで始まっています。

日経平均のテクニカル指標は総じて中立圏まで戻し、きのうは25日線(5日現在:22561円)が

上値抵抗となって押し返されました。

終値で25日線を上抜けられないと、これが強く意識されて戻り売り圧力が高まる可能性があります。

金曜日のSQに向けてまだ振幅が大きくなることには警戒感が残り、来週にかけて予定されている

日米首脳会談、主要7カ国首脳会議(G7)、米朝首脳会談、FOMCなどの重要イベントを控え、

様子見になりやすくなっています。

やはりまだ上昇があった場合には、安いところで買えたものは段階的に利益確定売りを進めるのが

無難だと思います。

 

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