5月30日 後場の相場概況
前場の日経平均は-400円安の21958円と大幅続落しました。
朝方は、イタリアの政局混迷をきっかけに欧州の財政不安が高まって欧米株が大幅安となったことや
円高進行を嫌気して大きく下げて始まりました。
先物売りで下げ幅を拡大すると安値では-426円安の21931円まで下落しました。
その後は下げ渋る場面もありましたが戻りは限定的で、前引けにかけて安値圏で推移しました。
取引時間中の22000円割れは4月18日の安値21914円以来約1ヶ月半ぶりとなります。
◆けさは、欧米株が軒並み大幅安となった流れを受けて大幅続落で始まりました。
円高進行もあって主力株中心に売られ、欧州売上高比率の高い銘柄や欧州国債の利回り上昇を受けて、
保有外債の損失拡大が懸念される大手銀行株も売られました。
相場の変動率を示す日経平均ボラティリティー・インデックスは一時、前日比約27%高い
20.29に急上昇し、投資家心理をさらに悪化させました。
東証1部の売買代金は1兆3210億円、騰落銘柄数は値上がり239銘柄、値下がり1791銘柄、
日経225採用銘柄では値上がり10銘柄、値下がり214銘柄となっており、裁定解消売りで
ファーストリテが約36円、東京エレクが約28円など、日経平均を押し下げています。
リスク回避の動きが続き、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに続落しました。
米朝首脳会談や米中貿易摩擦を巡る不透明感が残るなか、あすの大引けではMSCI指数組み入れ銘柄の
定期見直しなどに伴う売り需要が発生するほか、金曜日には米5月雇用統計を控えており、
買い控える投資家が多いことから、日経平均は心理的なフシ目の22000円を割り込みました。
テクニカル指標は調整が進み、おおかたのものが底値圏を示唆している状態です。
前場は75日線(前場試算値:21919円)に接近したところで下げ止まりましたが、
これが明確な下値サポートとなるかどうかはまだ不透明です。
ただ22000円割れを見に行く可能性はきのうも書きましたように想定内ではありますので、
下がったところでは余裕を持った段階的な買い下がりでいいと思います。
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