5月21日 後場の相場概況

前場の日経平均は+112円高の23042円と3営業日続伸しました

朝方は、米中貿易摩擦への懸念が後退して円安ドル高に振れたことから、これを好感して

高く始まると米国株時間外取引の上昇も支えとなって先物買いなどから上げ幅を拡大し、

前引け近くには高値で+120円高の23050円まで上昇しました。

取引時間中での23000円台は2月2日の高値23367円以来約3ヶ月半ぶりです。

 

◆けさは、米国株時間外取引の大幅高や円安ドル高の進行を受けて高く始まると、

その後もドル円が111円台前半まで進んだことが後押しとなり、先物への買い戻しが

断続的に入ったことで前引けにかけて上げ幅を広げる展開となりました。

米中貿易協議では中国による対米輸入の拡大で合意し、米国側は具体策の協議中は追加関税の

発動を見送る方針を示しました。

これにより当面は米中の通商問題が世界経済に悪影響を与えることはないとの見方が広がり、

東京市場では機械などの輸出株中心に買いが入りましたが、取引自体は閑散としています。

東証1部の売買代金は1兆183億円と非常に少なく、騰落銘柄数は値上がり1112銘柄、

値下がり862銘柄、日経225採用銘柄では値上がり115銘柄、値下がり98銘柄でした。

裁定買いの影響で、ファナックが約11円、ファーストリテが約10円など寄与度上位5銘柄で

日経平均を約46円押し上げています。

投資家心理の改善から、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに続伸しています。

日経平均が心理的なフシ目の23000円を回復しましたが、円安進行による先物の買い戻しと

それに伴う裁定買いの影響が目立ち、取引自体は閑散としていることから相場の盛り上がりには

欠ける展開となりました。

引き続きテクニカル指標は高値圏で上昇し、短期的な調整入りが意識されていることから、

この水準で買うことへのリスクが買い手控えにつながっていると思います。

23000円台の回復で目先の達成感も出やすく、ココからさらに上昇するためには

売買代金の増加が必要になってきますので、やはり上がったら売りのイメージは継続だと思います。

いまのところ大きく調整する材料もありませんが、少なくとも5日線(前場試算値:22869円)や、

上昇中の25日線(前場試算値:22393円)に向けてのスピード調整はある方が自然だと思います。

 

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