4月11日 後場の相場概況

前場の日経平均は-43円安の21750円と3日ぶりに反落しました

朝方は、米国株が米中貿易摩擦の懸念緩和で大幅上昇したことを受けて小高く始まりましたが、

日本株は前日にこれを先取りしていたこともあって、買いは続きませんでした。

シリア情勢緊迫化への警戒感が重しとなり、このところ上げが目立っていた食料品株や医薬品株に

利益確定の売りが目立ち、安値では-74円安の21719円まで下落する場面もありました。

朝方発表された2月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の

受注額(季節調整済み)が市場予想に反して増加したため、機械株には買いが入りました。

 

◆けさは、米国株高、円安ドル高を好感して小高く始まりましたが、日本株市場はすでにきのうの

米国株時間外取引の大幅上昇を見て、これをほぼ織り込んでいましたので買いは続きませんでした。

トランプ大統領が9日に、シリアの化学兵器使用の疑いに対して48時間以内に重大な決断を下す

表明していましたが、日本株市場の取引時間中にタイムリミットとされる時間が来ることから、

売買を見送る投資家も増えました。

東証1部の売買代金は1兆3045億円、騰落銘柄数は値上がり746銘柄、値下がり1239銘柄、

日経225採用銘柄では値上がり126銘柄、値下がり98銘柄でした。

運用リスク回避の動きから、日経ジャスダック平均は4日続落、東証マザーズ指数は続落しました。

きょうは米国株時間外取引が下落していることも重しとなり、利食い売りから上値が重くなっています。

週末に控える4月限SQを前に、積極的にポジションを傾けづらい雰囲気もあることからして、

きのうの上昇はSQ要因による、上がったから買わなくてはいけなくなった先物買いに

支えられていた側面が大きかったことがわかります。

テクニカル指標は高値圏や高値圏に近い中立圏のものが多くなっています。

SQ要因による買い仕掛けが入れば上昇に転じる可能性もありますが、もしそうなったときには

やはり段階的な利益確定売りを進めていくのがいいと思います。

 

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