4月10日 後場の相場概況

前場の日経平均は+234円高の21913円と大幅続伸しました

朝方は、ドル安円高進行、米政治問題やシリアでの化学兵器使用疑惑による地政学リスクの高まりを

嫌気して安く始まると、安値では-135円安の21542円まで下落しましたが、

売り一巡後は上昇転換すると先物買いも入って前引けにかけて上げ幅を広げ、高値では+255円高

21933円まで上昇しました。

中国の習近平国家主席が同日の演説で輸入関税の引き下げなどに言及したと伝わったことが

投資家心理の改善につながり、円安ドル高に振れだすとともに米国株時間外取引も上昇し、

相場の後押しとなりました。

 

◆けさは、円高ドル安進行、米政治問題、シリアでの地政学リスクの高まりを嫌気して

安く始まりましたが、売り一巡後は円高ドル安の一服、米国株時間外取引の上昇幅拡大を支えに

上昇転換すると、その後は中国の習近平国家主席が知的財産侵害に対する制裁関税をめぐって、

交渉での紛争解決に意欲を表したことや輸入関税を引き下げるとの発言から自動車株などに買いが入り、

上昇幅を広げる展開となりました。

東証1部の売買代金は1兆2096億円とまだ少ないですが、騰落銘柄数は値上がり1358銘柄、

値下がり639銘柄、日経225採用銘柄では値上がり197銘柄、値下がり24銘柄でした。

裁定買いが入り、フナックが約29円、東京エレクが約17円、ファーストリテが約13円など

日経平均を押し上げています。

日経ジャスダック平均は小幅に3日続落、東証マザーズ指数は小幅に続伸しました。

けさは安く始まりましたが、抵抗ラインとして意識される25日線(前場試算値:21446円)や

200日線(前場試算値:21386円)の手前の安値21542円で下げ止まって切り返し、

市場には安心感が出ているなかで習近平国家主席の講演内容が好感されて一気に上げ幅を広げました。

きのうまで3日連続で上昇を止められていた21740円水準を上抜けたことから、売り方の

買い戻しも入り、上昇に弾みがつきました。

ただ上げ幅が広がった背景には今週末に控える4月限SQ要因もあり、この水準から強気に

転じるのは危険だと思います。

テクニカル指標は高値圏を示唆するものが増えており、SQ要因による先物買いが止まると

残るのは短期的な過熱感だと思います。

ココから週末までまだ強含むような場面があれば、段階的な利益確定売りだと思います。

 

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