4月9日 後場の相場概況

前場の日経平均は+12円高の21580円とわずかに反発しました

朝方は、先週末の米国株の大幅下落や円高ドル安を受けて小安く始まりました。

その後はトランプ大統領が、中国の知的財産侵害に対する制裁関税について、交渉での紛争解決に

意欲を示したことを手掛かりに先物に買い戻しが入るなどして切り返すと、高値では+44円高

21612円まで上昇しました。

米国株時間外取引の上昇も支えとなってプラス圏に浮上しましたが様子見ムードも強く、

前引けにかけては先週末の終値近辺でもみ合いました。

 

◆けさは、先週末の米国株の大幅下落の割には小安い程度の寄り付きで始まりました。

トランプ大統領が現地8日にツイッターで、中国の知的財産侵害に対する制裁関税をめぐって、

交渉での紛争解決に意欲を表したことから米国株時間外取引の上昇につながり、これを受けて

先週末の先物夜間取引終値21410円まで下落することなく、プラス圏に浮上しました。

また企業業績の重しとなる円高基調が弱まったこともあって見直し買いが入るとともに、

新年度入りで国内機関投資家が運用資産の株式比率を高める動きがあったとの観測もありました。

ただ引き続き盛り上がりには欠け、東証1部の売買代金は1兆37億円と少なく、騰落銘柄数は

値上がり833銘柄、値下がり1160銘柄、日経225採用銘柄では値上がり115銘柄、

値下がり108銘柄でした。

日経ジャスダック平均は小幅続落、東証マザーズ指数は小反発しました。

前場は抵抗ラインとして意識される、5日線(前場試算値:21481円)や

25日線(前場試算値:21407円)、200日線(前場試算値:21376円)の手前の

21517円で下げ止まって切り返しましたので、市場には安心感が出ている一方、

テクニカル指標は高値圏を示唆するものが散見され、戻りに関しては慎重な雰囲気です。

米雇用統計は無難な通過となりましたが、まだ米中貿易摩擦に絡んで米国株の振幅は大きく

なりそうですし、国内要因では今週末に控える4月限SQに向けてやはり振幅が大きく

なると考えられます。

やはり戻りは利益確定売りを段階的に進め、意外安があったときに買えるように

準備しておくのが無難だと思います。

 

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