3月27日 後場の相場概況
前場の日経平均は+344円高の21110円と大幅続伸しました。
朝方は、米中貿易摩擦への過度な懸念が後退し、米国株が大幅反発したことを好感して
大幅続伸で始まりました。
ドル円が105円台半ばへと円安に振れたことや、米国株時間外取引の上昇も後押しして
上げ幅を拡大すると、高値では+414円高の21180円まで上昇して、心理的なフシ目の
21000円台を回復しました。
森友学園問題をめぐる佐川前国税庁長官の証人喚問での発言が市場の想定内となったことや
上海株の上昇も支えとなりました。
◆けさは米国株の大幅反発を受けて大幅高で始まると、その後も円安ドル高や米国株時間外取引の上昇、
上海株の上昇、3月期末の権利取りの買い、目先筋の買い戻しなどから堅調に推移しました。
またきょうあすは、年金資金などから配当落ち分を見越した先物買い需要があることも
後押しとなりました。
佐川前国税庁長官は財務省による文書改ざんについて、首相から指示はなかったと述べ、
安倍昭恵首相夫人や菅義偉官房長官、麻生太郎財務相の関与も否定しました。
これを受けて、安倍政権へのさらなる打撃にはならないとみた投資家の買いも入りました。
ただこれは市場予想の通りですので、今後はこれが内閣支持率にどう反映されてくるのか
注目されます。
東証1部の売買代金は1兆3306億円、騰落銘柄数は値上がり1843銘柄と全体の9割弱にのぼり、
値下がり194銘柄、日経225採用銘柄では値上がり219銘柄、値下がり9銘柄となって、
東証業種別株価指数は全33業種が値上がりしました。
日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともに反発していますが、直近IPO銘柄に
資金が集中していることから、全体としての上昇率は限定的でした。
テクニカル指標はおおかたのものが中立圏まで上昇してくるなか、日経平均は前引けで
5日線(前場試算値:21093円)を回復し、高値の21180円はボリンジャーバンドの
-1σ(前場試算値:21162円)を上回ったところで跳ね返されました。
株価チャート的にも、直近の高値である3月13日高値21968円からきのうの安値
20347円の下げ幅の半値戻しである21158円水準まで戻しましたので、
ココからは戻り売りが出やすくなってくると思います。
無難にいくのであれば、25日線(前場試算値:21583円)に向けて段階的に
買い玉を売っていくところかもしれません。
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