3月26日 後場の相場概況
前場の日経平均は-81円安の20535円と続落しました。
朝方は、米中貿易摩擦への警戒感から週末の米国株が大幅安となり、円高進行した流れを嫌気して
大きく下げて始まりました。
先物売りから下げ幅を拡大すると、安値では-270円安の20347円まで下落する場面もあり、
取引時間中としては昨年9月29日以来、約半年ぶりの安値水準を付けました。
売り一巡後は、円高一服や米国株時間外取引が大幅上昇となったことから下げ渋りました。
◆けさは大幅安で始まりましたが、その後は3月期末の権利付き最終売買日をあすに控えて
個人投資家から主力株に配当取り狙いの買いが入ったことや国内の年金基金が株式の運用比率を
調整する目的で買いを入れたとの観測、米国株時間外取引の大幅上昇や上海総合指数の下げ渋り、
円高ドル安の一服、これらを受けて先物を売っていた短期筋が買い戻しに動いたこと、
などから急速に下げ幅を縮小しました。
昼休みの時間帯に米国株時間外取引の上昇幅は一時縮小しましたがその後切り返しており、
上海総合も下落幅がやや広がったものの、後場は前引けと同程度の水準で始まっています。
米通商問題に解決の道筋は見えず、森友問題ではあす佐川前国税庁長官の証人喚問を控えており、
投資家心理はまだ改善する方向にはありません。
東証1部の売買代金は1兆3230億円、騰落銘柄数は値上がり397銘柄、値下がり1630銘柄、
日経225採用銘柄では値上がり52銘柄、値下がり171銘柄となっています。
東証業種別株価指数では全33業種中、パルプ・紙や鉱業など6業種だけが上昇しました。
投資家のリスク回避姿勢から、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともに続落しています。
前引けのTOPIXは-0.74%安でしたので、後場は日銀のETF買いが入ると思われますが、
先週は休場だった21日以外、19日、20日、22日、23日と連日買い支えに動きましたが、
効果は限定的でしたので、あまり多くを期待はできません。
テクニカル指標はおおかたのものが底値圏を示唆する位置に来ていますが、投資家心理としては
それだけでは買いづらい雰囲気になっていますので、まだ不安定な動きとなりそうです。
ただ、下げ止まったところからは大きなリバウンドが期待できる位置まで下げているのも
事実だと思います。
瞬間的にまだ大きく下落することも考えられる状況ですので、段階的な買い下がりについては
余裕を持って買い指値しておいた方がいいと思います。
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