3月23日 後場の相場概況
前場の日経平均は-764円安の20827円と大幅反落しました。
朝方は、米中貿易摩擦への警戒感から米国株が大幅続落し、ドル安円高が進行したことを嫌気して
幅広い銘柄に売りが出て大幅安で始まりました。
その後も下げ幅を拡大すると安値では-846円安の20745円まで下落しました。
売り一巡後は下げ渋りましたが、ドル円の104円台への円高進行や米国株時間外取引の大幅下落が
重しとなって戻りは限定的でした。
取引時間中での21000円割れは今月5日の安値20937円以来ほぼ3週間ぶりです。
朝方発表の2月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比で
1.0%上昇しましたが、市場予想通りで相場への影響は限定的でした。
◆けさは大幅安で始まると、3月5日の安値20937円を割り込み、取引時間中としては
昨年10月10日以来の水準まで下落して年初来安値を更新しました。
トランプ米大統領が中国製品への関税を目指す大統領覚書に署名したことを受けて、
貿易戦争への懸念が強まって前日の米国株が急落したことにより、ボラティリティーの拡大に伴う
ヘッジファンドなどの売りも出て、下げ幅が一気に拡大したとの見方もありました。
米中両国の対立が世界の貿易活動を停滞させるとの連想から、中国株などアジアの主要株価指数も
大幅安となっており、投資家心理が悪化しました。
東証1部の売買代金は1兆5110億円、騰落銘柄数は値上がり37銘柄、値下がり2030銘柄と
全体の98%近くを占めました。
日経225採用銘柄では値上がり4銘柄、値下がり221銘柄となっており、東証業種別株価指数は
全33業種が値下がりしました。
新興市場も大幅下落となり、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともに反落しています。
前引けのTOPIXは-2.82%安でしたので、後場は日銀のETF買いが入りますが、
この流れの中では効果は限定的だと思います。
日経平均は200日線(前場試算値:21302円)を割り込んで、2月14日の安値20950円と
3月5日の安値20937円で形成されたダブルボトムが崩れましたので、強力な下値サポートを
失ってしまいました。
テクニカル指標はおおかたのものが底値圏を示唆する位置に来ていますが、それだけでは
心理的に買いづらい雰囲気になっています。
ただ、この水準から買い下がるのは悪くないと思います。
瞬間的にまだ大きく下落することも考えられる状況ですので、段階的な買い下がりについては
余裕を持って指値しておいた方がいいと思います。
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