3月7日 後場の相場概況

前場の日経平均は-40円安の21377円と反落しました

朝方は、国際協調派として知られるコーン米国家経済会議委員長が数週間以内に辞任すると

表明したことを受けて、日本時間朝から円高ドル安が進行するとともに米国株時間外取引が

急落したことから、投資家心理が悪化して下落して始まりました。

安値では-215円安の21201円まで下落した後は、円高進行が一服したこともあって

買い戻しや押し目買いが入って上昇に転じる場面もありましたが、前引けにかけては

再度下落転換しました。

 

◆先物夜間取引は北朝鮮情勢の改善期待から大幅高で終わっていましたが、その後の

コーン委員長の辞任表明で事態は一変し、105円台半ばまで円高ドル安が進行するとともに

米国株時間外取引も急落し、これらを受けてけさは大きく下げて始まりました。

コーン委員長の辞任により、米トランプ政権が保護主義への傾斜を強めるとの警戒感が強まったため、

輸出株や素材株に売りが先行し、鉄鋼や非鉄株が売られて相場の重しになりました。

ただ一方で、朝方の売り一巡後は個人などの押し目買いが下値で増えて底堅くなったとの

見方もあり、幅広い銘柄に国内機関投資家の買いが入った可能性を指摘する声もありました。

前引けでの東証1部の売買代金は1兆2454億円、騰落銘柄数は値上がり1118銘柄、

値下がり859銘柄、日経225採用銘柄では値上がり81銘柄、値下がり135銘柄となっています。

日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに小幅に続伸しています。

荒れるSQ週らしく、引き続き振れ幅の大きい相場となっていますが、きのうの先物夜間取引の高値

21810円から前場中の安値21190円まではすでに600円以上の下落となりました。

ただ下値では買い戻しや押し目買いも入り、日経平均は5日線(前場試算値:21348円)を

上回って前場は終わっています。

後場は前引けからさらに下げての始まりとなっていますが、9(金)米雇用統計3月限SQ

控えていることもあって積極的な買いは入りづらいかもしれません。

米国株時間外取引とドル円相場によって大きく振幅する可能性に気を付けたいところです。

 

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