【シグナル配信銘柄】1月4日分の実績です
日経平均は-271円安の23669円と大幅続落しました。
朝方は、ダボス会議でムニューシン米財務長官が弱いドルは貿易などの面で米国に有利になると
発言したことによる円高ドル安を嫌気して大幅安で始まりました。
その後1ドル108円台まで円高が進んだことで、業績に対する懸念から輸出関連銘柄に売りが出ると、
安値では-291円安の23649円まで下落する場面もありました。
今晩の欧州中央銀行(ECB)理事会や、発表が本格化する主要企業の2017年4-12月期決算の
内容を見極めたいとして売買を見送る動きにもつながり、終値ベースでは12日の23653円以来、
9日ぶりの水準まで下落しました。
◆大幅安で始まったあとは戻りを試しにいく場面もありましたが、10時過ぎから円高が進みだしたため、
その後は一日を通して下げ幅を広げる展開となりました。
日銀短観で示された大企業・製造業の17年度の想定為替レート1ドル110円18銭よりも
円高になっていることで、年初から企業業績への期待で買われてきた相場が、円高による業績懸念に変わって
逆回転が起こっています。
東証1部の売買代金は2兆9626億円と膨らみ、騰落銘柄数は値上がり462銘柄、値下がり1519銘柄、
日経225採用銘柄では値上がり38銘柄、値下がり184銘柄と、とくに225銘柄が売られました。
中身を見るとファーストリテが約46円、ソフトバンクが約14円、京セラが約11円など、
裁定解消売りに伴って値がさ株が日経平均を大きく押し下げています。
一方で日経ジャスダック平均株価は5日続伸して連日で過去最高値を更新しましたが、
東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反落しました。
大型株が軟調なことで、個人投資家を中心とする買いが引き続き新興市場に流れていますが、
大型株にもう一段の下落があった場合には、信用取引の追証に絡んだ換金売りなども考えられますので
注意が必要です。
日経平均のテクニカル指標はおおむね中立圏のものが増えていますが、逆に言えば底値圏まで
下がっているものもありません。
すでに5日線(今日現在:23871円)は大きく割りこんでいますので、次にメドになるのは
25日線(今日現在:23424円)ということになりやすいと思います。
また前引けのTOPIXが-0.69%安だったことから、きのうに続いて日銀のETF買いが
入ったと推測されますが(これを書いている時点ではまだ結果が発表されていません)、
それでも連日で安値圏で引けていることも雰囲気を悪くしていると思います。
つまり日銀のETF買いに、確実に売りをぶつけている投資家がいるということになるからです。
引き続き押し目買いの好機を待つところだと思いますので、新興市場も含めていまは
現金比率を高めておくところだと思います。
◆1月4日にシグナル配信した騰落率が大きい銘柄の実績です◆
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