1月25日 後場の相場概況
前場の日経平均は-217円安の23723円と続落しました。
朝方は、米ダボス会議でムニューシン米財務長官が弱いドルは貿易などの面で米国に有利になると
発言したことによる円高ドル安を嫌気して大幅安で始まりました。
安値では-251円安の23688円まで下落し、売り一巡後は押し目買いや日銀のETF買い期待から
下げ幅を縮小する場面もありましたが、ドル円相場が再び円高方向で推移しだしたことが重しとなり、
前引けにかけて売られなおしました。
円高ドル安進行を受けて輸出関連銘柄が売られる一方で、好業績銘柄の一部には押し目買いが入りましたが、
主要企業の決算発表を控えて様子見ムードにもなりました。
◆安く始まったあとは下げ幅を縮小する場面もありましたが、その後は円高が進行したことが嫌気されて
前引けにかけて売られなおす展開になると、後場寄りは前引けを下回って始まっています。
先日の日銀短観で大企業製造業の17年度の想定為替レートが1ドル110円18銭とされていましたので、
やはりそれ以上の円高になったことはかなり嫌気されている格好です。
前引けでの東証1部の売買代金は1兆5314億円とそこそこ膨らみ、騰落銘柄数は値上がり550銘柄、
値下がり1423銘柄、日経225採用銘柄では値上がり37銘柄、値下がり186銘柄となっており、
特に225銘柄の値下がり銘柄数の多さが目を引きます。
中身を見ますと、ファーストリテが約33円、ファナックが約10円、ソフトバンクが約9円、
日経平均を押し下げており、裁定解消売りの影響で値がさ株が売られています。
日経ジャスダック平均は続伸していますが、東証マザーズ指数は反落しました。
前引けのTOPIXは-0.69%安でしたので、きょうも後場は日銀のETF買いが期待されます。
ただきのうも買い支えましたがほぼ安値圏で終わりましたので、あまり大きな期待はしづらいです。
テクニカル指標は高値圏を示唆するものは無くなってきましたが、まだ月末にかけて円高が進む
可能性があるだけに中途半端な位置では買いたいくないイメージです。
引き続き、利益確定売りを進めながらもう少し下がってくるのを待った方がいいと思います。
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