12月4日 後場の相場概況

前場の日経平均は-44円安の22774円と4営業日ぶりに反落しました

朝方は、米上院が2日に米税制改革法案を可決したことで、減税への期待感から時間外取引でNYダウ先物が

大幅上昇していることや円安ドル高を好感して小幅高で始まると、高値では+45円高の22864円まで

上昇する場面もありました。

 
買い一巡後は、北朝鮮情勢への警戒感やトランプ米大統領とロシアとの不透明な関係を巡るロシアゲート疑惑

による米政治の混乱への懸念が日本株の重しとなり、安値では-79円安の22739円まで下げる場面が

ありました。

 
米議会共和党のグラム上院議員が3日、11月末の北朝鮮によるミサイルを受け米朝の軍事衝突が近づいている

との認識を示したと伝わりましたが、米韓両空軍が合同軍事演習を行っているため、北朝鮮情勢への警戒感も

日本株の重しとなりました。

 
◆前場は、米国株時間外取引の大幅高を受けて小高く始まりましたが、ドル円の円安進行が一服したことや

ハイテク関連株への売りも続いていることから下げ転換しました。

 
東証1部の売買代金は1兆963億円と、前引けとしては少なくなっていますが、騰落銘柄数は

値上がり1050銘柄、値下がり889銘柄と値上がりの方が多くなっています。

 
一方で日経225採用銘柄は値上がり96銘柄、値下がり124銘柄となっています。

 
日経平均への寄与度で見ると、ハイテクが下げているなか、内需関連株が下支えしている構図です。

 
前場の日経平均の安値は、ボリンジャーバンドの+1σ(前引け試算値:22756円)を割り込んだ

22739円で下げ止まりましたが、まだ不安定な動きです。

 
5日線(前引け試算値:22680円)や25日線(前引け試算値:22485円)が徐々に

上昇してきているだけに、これを下回ったところで下げに拍車が掛かる展開も想定しておいた方が

いいかもしれません。

 
今週は12月限SQが控えていますので、荒れるSQ週になる可能性は含んでおいた方がいいでしょう。

前引けのTOPIXは-0.09%安ですので、日銀のETF買いはほぼ入らないと思われますが、

後場は下げ幅を若干縮小して始まっています。

 
だからといって今週に限っては、まだ安心はできないと思います。

 

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