11月17日の米国株市場
17日の米国株市場は
NYダウが-100.12ドル安の23358.24ドルと反落、
ナスダックが-10.500ポイント安の6782.791ポイントと反落しました。
前日に大きく上げた反動や米税制改革の不透明感から、目先の利益を確定する売りに押されました。
米税制改革は米下院が前日に法案を可決しましたが、独自案を審議中の上院での可決は下院より
難航するとみられていることから、改めて年内の税制改革実現に懐疑的な見方が広がりました。
一方で、小売株の良好な四半期決算の発表が相次いだことで年末商戦への市場の期待が高まっています。
ナスダックは、アップルやアルファベット(グーグル)など主力株の一角が売られ、指数を押し下げました。
[来週の主なスケジュール]
20(月)国内10月貿易収支、米10月CB景気先行総合指数
21(火)米10月中古住宅販売件数
22(水)米新規失業保険申請件数・10月耐久財受注・11月ミシガン大学消費者信頼感指数
23(木)東京休場(勤労感謝の日)、米国休場(感謝祭)
24(金)独11月景況感指数
◆米国株市場の大幅安や、ドル円が一時111円台後半まで円高に振れたことから、先物夜間取引は
22310 -140円安で終わりましたが安値は22280 -170円安までありました。
金曜日の日中安値22320円を割り込んでいますので、週明けの市場でも円高が進行するようですと
16日の日中安値21980円や15日の夜間安値21830円が意識される場面もありえます。
金曜日に上抜けた5日移動平均線(17日現在:22307円)の下に戻されてしまうと
目先のリバウンドはいったん終了との見方も増えますので注意が必要ですし、やはり金曜日の戻しは
やり過ぎだったという雰囲気になるかもしれません。
ロシアゲート疑惑に対する注目が再燃するなか、国内では企業決算の発表がほぼ一巡しましたし、
米国でもほぼ一巡してきていることから、さらなるリバウンドを取りに行くには材料不足になってきました。
日経225のEPSは1530円近辺まで上昇していると推測され、金曜日の終値時点の
日経平均のPERは14.64倍と、割高感のある水準ではありませんが割安といえるほどでもありません。
むしろもう一度22000円割れを試し、そこが堅いという認識ができた方が、いよいよ下値固めから
本格的な反発入りとなるかもしれません。
直近の相場は一日の変動値幅が大きいので、上がったところでは確実に利益確定売りをしながら
押し目をていねいに拾っていくというスタンスが無難だと思います。
気をつけたいのはドル円が111円台に突入した時点では、先物から売り仕掛けがあって
意外安することもありえるということです。
直近の安値である15日の夜間安値21830円を下回ってくると、目先筋の投げ売りが出たり
買いの手が引っ込んで下落幅が広がることも考えておいた方がいいのかもしれません。
逆に週明けから5日線を下支えにして金曜日の高値22757円をもう一度取りに行くような
流れになった場合には、確実に利益確定売りを進めたいイメージです。
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こちらは週の始値に対して週の終値が高いか安いかで勝敗が判定されますので
途中の上昇下落は考慮されません。
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