11月10日の米国株市場
10日の米国株市場は
NYダウが-39.73ドル安の23422.21と続落、
ナスダックが+0.886ポイント高の6750.939と小反発しました。
ベテランズ・デーの振替休日で債券市場が休場となり、株式市場も終日閑散取引となりました。
米上下院で税制改革の審議が難航するとの警戒感から売りが続いた一方で、決算発表が終盤を迎えた
米主要企業の業績は総じて良好なため、下値は限定的でした。
株式市場の短期的な過熱感が意識されているなか、米長期金利が週半ばから上昇に転じたことも
投資家心理を冷やしました。
またこのところ低格付けの高利回り債に投資するファンドの価格が下落していることも
悪材料として意識された部分がありました。
週足ではダウは-0.5%、S&Pは-0.21%それぞれ下落して9月初旬以来9週間ぶりの下げを記録し、
ナスダックも-0.2%下落して7週間ぶりに下落しました。
[来週の主なスケジュール]
13(月)国内企業物価指数
14(火)中10月小売売上高・都市部固定資産投資・鉱工業生産、独7-9月期GDP
15(水)国内7-9月期GDP、10月訪日外客数、米10月消費者物価指数・11月NY連銀製造業景気指数
米10月小売売上高・9月企業在庫
16(木)米11月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数・10月鉱工業生産・設備稼働率
17(金)米10月住宅着工件数・10月建設許可件数
◆先物夜間取引は22490 -30円安で終わりましたが、ドル円が一時113円台前半まで
円高に振れ、NYダウが下げ幅を広げた段階では安値は22340 -180円安までありました。
9日の日中高値が23430円でしたので、すでに高値からは約1000円の下落が生じており、
買い方のペースで進んできた上昇局面は曲がり角に差し掛かったイメージです。
何度も書いていますが、やはりSQ要因が上昇に相当な勢いをつけてきましたので、
これが通過したわけですから、少なくとも直近6営業日の時価よりも上で行われた売買は
潜在的な戻り売り圧力となるでしょう。
上昇が一服するとテクニカル指標の過熱感を再度意識されますし、金曜日の終値で5日移動平均線
(10日現在:22789円)を割り込んでいることから、上昇トレンドの転換も意識されます。
買い方としてはなんとか早急にこの5日移動平均線の上に戻したいところですが、
頼みの綱の企業決算発表も10日に発表のピークを迎え、今後は減少していきます。
水曜日に発表される国内7-9月期のGDPで市場予想を大きく上回る結果が出るなど、
さらなる支援材料が無いと、手詰まりになってくるかもしれません。
株価チャート的にはもう一度高値を試しに行って、今回の高値23382円近辺まで迫ったものの
上に抜けられなかった時の方がその後の下げがきつくなるイメージです。
どちらにしてもココからの戻りがあれば利益確定売りを進めていくのがいいと思いますが、
一瞬つけた直近の高値近辺で売ろうとして、売り逃すことは避けた方がいいと思います。
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