11月10日 後場の相場概況
前場の日経平均は-316円安の22552円と3日続落しました。
朝方は、米税制改革の先行き不透明感を背景にした9日の欧米株安や円高進行を嫌気して、
大幅安で始まりました。
安値では-356円安の22511円まで下落しましたが、売り一巡後は日銀のETF買い期待もあって
-158円安の22709円まで下げ幅を縮小する場面もあったものの、前引けにかけては再度軟調になり
22500円台半ばでのもみあいとなりました。
きょう算出の11月限のSQ(特別清算指数)推計値は22531.10円と大幅安で決まりました。
米共和党による減税策の先送りや中東情勢の先行き不透明感が意識され、利益確定売りが出やすい展開でした。
◆11月限のSQ推計値は22531円の-337円安と大幅安で決まりましたが、これが下支えと
なるわけでもなく、安値では22511円まで入っていますので高値で買ってしまった買い方は
いよいよ売り場探しに必死になっているでしょう。
後場は日銀のETF買い期待から下げ幅を縮小して始まっていますが、週末要因もあってどこまで
戻せるかは不透明です。
前引けでは5日移動平均線(前場試算値:22764円)を大きく割り込み、トレンド転換も
意識され始めています。
きのうの取引時間中の高値23382円からは今日の安値22511円までは-870円の下落となっており、
すでに急落と言えるレベルになっています。
前引けのテクニカル指標では日経平均の25日移動平均線かい離率は+5%の警戒水域を割り込み
前引け試算値では+3.69%まで下落しましたが、200日移動平均線かい離率は+13.55%と、
依然として警戒水域の+10%を大きく上回っています。
日経平均株価をTOPIXで割って、日経平均の割高度合いを計るNT倍率は前引けで12.57倍と
前日比-0.04の下落となり、7日の12.65からトレンドが下落転換した可能性があります。
海外投資家が重要視するドル建て日経平均はきのうの高値では一時206ドルを超えていたものが、
前引けでは200ドルを割り込んでいます。
懸念していた急騰のあとの急落が来てしまいましたが、引き続き利益確定売りを進めていくのが
無難だと思いますし、一度換金してからまた買い場を探せばいいと思います。
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