11月10日 前場の相場概況
9日の米国株市場は
NYダウが-101.42ドル安の23461.94ドルと8日ぶりに下落、
ナスダックが-39.065ポイント安の6750.053ポイントと反落しました。
米税制改革の先行き不透明感が強まり、投資家が運用リスクを避ける動きが広がりました。
上院共和党が9日に発表する税制改革案で、法人税減税を19年に先送りすると報道され、
減税が米景気へ好影響をもたらすとの期待感が後退したことから売り圧力が強まって、
NYダウは一時、-253ドル超下落する場面もありました。
ただ、売り一巡後は世界経済の堅調さを背景に、米企業業績の拡大傾向が続くとの期待が相場を支えて
下げ渋りました。
上院共和党は午後3時ごろに税制改革案の概要を公表し、法人減税の先送りは明記していませんでしたが
報道によると有力な共和党議員が減税を先送りすると述べました。
ナスダックはアップルやアマゾン・ドット・コムなど主力株の一角が下げて指数を押し下げました。
◆NYダウが一時-253ドル安、ドル円が113円台前半まで円高に振れたことから
先物夜間取引の安値では22320 -580安まで売られる場面がありました。
終値は22580 -320円安でしたが、けさはこれに寄せる形で始まったあと多少戻しています。
下落局面では日銀のETF買いが意識されますので、これが下支え要因にはなると思いますが、
相場の雰囲気が変わる可能性があります。
けさ11月限のミニ先物・オプション取引のSQが通過しますが、ココまではこれに絡んだ先物の
売買で大きく振らされてきましたが、この要因が終わりますので一本調子の上昇は難しくなると思います。
スピード調整がはじまると、あらためてテクニカル指標の過熱感などが意識されますし、
相場の上昇基調を後押ししてきた好調な企業決算の発表もきょうが発表自体のピークになりますので、
今後も上値を追うのであればあらたな材料が必要になってきます。
とくに5日移動平均線(9日現在:22761円)を割り込んで引けるようだと、さらにココまでの
上昇トレンドが転換した可能性が意識されて、押し目買いも入りづらくなると思います。
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