11月6日 前場の相場概況
3日の米国株市場は
NYダウが+22.93ドル高の23539.19ドルと4日続伸して連日で最高値を更新、
ナスダックが+49.492ポイント高の6764.435と3日ぶりに反発して最高値を更新しました。
経済指標を受けて米景気に対する楽観があらためて広がりましたが、週末ということで利益確定売りや
持ち高調整目的の売りが出やすく、上値は重い展開でした。
10月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数が前月比で26万1000人増加と、市場予想の32万人は
下回りましたが、9月分が上方修正されて直近3ヶ月の平均は16万人強と堅調が続き、
失業率は4.1%と2000年以来の水準に低下した一方で賃金の伸びは鈍化しました。
一方、米金利が下がってきていることを嫌気され、金融株が売られて相場の重しとなりました。
ナスダックは、時価総額最大のアップルに加え、アルファベットやフェイスブックなど大型ハイテク株が
軒並み上昇し、3日ぶりに最高値を更新しました。
[今週の主なスケジュール]
6(月)日米首脳会談、日銀金融政策決定会合議事要旨
7(火)米韓首脳会議
8(水)国内9月景気動向指数、米中首脳会談
9(木)国内10月景気ウォッチャー調査、中10月消費者物価・10月生産者物価
10(金)11月限SQ、ASEAN首脳会議(~14日)
◆日本時間に入ってさらにやや円安に振れていることや、3連休中の米国株が最高値を更新したことを受けて
けさも高く始まっています。
バブル崩壊後の高値22666円は目前に迫っており、勢いとしてはこれを上抜けしそうです。
今週は金曜日に11月限のミニ先物・オプション取引のSQを迎えることから荒れるSQになる可能性も
あるものの、発表が進む企業の好決算に支えられて一段高する見方のほうが優勢です。
一方で本日の日米首脳会談で貿易問題が焦点になるとドル円が一時的に円高圧力となりそうですし、
トランプ大統領のアジア歴訪中に北朝鮮が挑発行為に出る可能性も懸念されています。
諸々のテクニカル指標は過熱感を示唆している状況が続いていますが、売り方が損失確定のために
買い戻すように買い方が買い煽り、その結果上がったところを売り方が買い戻してさらに上昇する
踏み上げ相場では、一時的にテクニカル指標が機能しないことがあり、いまはその真っただ中だと思います。
だからといってすでに買いたいと思える水準ではありませんので、ココからは冷静に利益確定して
現金比率を高めていくことが無難だと思います。
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