10月30日 前場の相場概況
27日の米国株市場は
NYダウが+33.33ドル高の23434.19ドルと続伸、
ナスダックが+144.489ポイント高の6701.263と反発し、1週間ぶりに最高値を更新しました。
7-9月期決算が市場予想を上回る増収増益だったマイクロソフトと半導体のインテルなどが買われ、
2銘柄でダウを約55ドル押し上げました。
7-9月期のGDP(実質国内総生産)速報値は前期比年率で3.0%増と市場予想の2.6%増を上回り、
ハリケーンの影響があったにも関わらず景気の回復基調が続いているとして相場の支援材料になりました。
またFRB(米連邦準備理事会)の次期議長について、金融政策の正常化を急がないとみられている
パウエル理事が指名される可能性があると報じられ、株式市場に資金流入が続くとの見方が広がりました。
ナスダックは、アルファベットやアマゾンなどが上場来高値を更新したほか、フェイスブックや動画配信の
ネットフリックスなど主力株に買いが膨らみ、上昇幅は2015年8月26日以来の大きさとなっています。
[今週の主なスケジュール]
30(月)日銀金融政策決定会合(~31日)
31(火)国内9月有効求人倍率・・鉱工業生産、黒田日銀総裁会見、米FOMC、10月消費者信頼感指数
1(水)米10月ADP雇用統計・10月ISM製造業景気指数・10月新車販売台数
3(金)米10月雇用統計・9月貿易収支・10月ISM非製造業景気指数
5(日)トランプ大統領来日(~7日)
◆金曜日の先物夜間取引の終値は 22030 -20円安でしたが、けさはこれを若干上回る水準で
始まっているものの、米国株時間外取引は小幅安で推移しています。
FRB次期議長が今週中に発表されることになりそうで注目が集まっていますが、大方の予想は
パウエル理事ですので市場への波乱要因にはならないでしょう。
また北朝鮮による日本を海に沈める発言にも特に反応する気配はないので、買い方はまだ頑張りたい
感じなのでしょうが、日経平均は先週末に心理的な節目の22000円に乗せているだけに
達成感との戦いも始まるかもしれません。
すでに日経平均のPERは15倍台になっており、25日線かい離も警戒感の出る+5%に接近する
+4.88%まできています。
企業業績に対する期待は根強いものの、好決算が出ると材料出尽くしとなる可能性もあるため、
基本的にはこの水準での主力大型株は利食い優先だと思いますし、あらたに買う水準ではないと
思います。
中小型株を売って主力大型株に向かっていた資金が、今度は主力大型株を利益確定して儲かった資金を
もう一度中小型株に戻してくるイメージですので、主力大型株の出遅れ銘柄にいくのは、
現在の株価水準としては危険度が高いと思います。
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