2017年10月29日

10月27日の米国株市場

27日の米国株市場は NYダウが+33.33ドル高の23434.19ドルと続伸、 ナスダックが+144.489ポイント高の6701.263と反発し、1週間ぶりに最高値を更新しました。 7-9月期決算が市場予想を上回る増収増益だったマイクロソフトと半導体のインテルなどが買われ、 2銘柄でダウを約55ドル押し上げました。 26日の通常取引終了後に市場予想を上回る増収増益を発表したグーグルの持ち株会社アルファベットと アマゾン・ドット・コムが大幅に上昇するなど、主力企業の業績拡大が続いたことで投資家心理が強気に傾き、 米景気の回復基調が続いているとの見方も相場を支えました。 一方で、7-9月期決算で売上高が予想を下回った製薬のメルクが売られ、石油のシェブロンは大幅増益と なったものの生産縮小が売り材料視され、両銘柄への売りが膨らんでダウは下落する場面もあり、 上値は重い展開でした。 7-9月期のGDP(実質国内総生産)速報値は前期比年率で3.0%増と市場予想の2.6%増を上回り、 ハリケーンの影響があったにも関わらず景気の回復基調が続いているとして相場の支援材料になりました。 またFRB(米連邦準備理事会)の次期議長について、金融政策の正常化を急がないとみられている パウエル理事が指名される可能性があると報じられ、株式市場に資金流入が続くとの見方が広がりました。 ナスダックは、アルファベットやアマゾンなどが上場来高値を更新したほか、フェイスブックや動画配信の ネットフリックスなど主力株に買いが膨らみ、上昇幅は2015年8月26日以来の大きさとなっています。 週足ではNYダウが0.5%、S&P総合500種が0.2%、ナスダックが1.1%の上昇となりました。 30(月)日銀金融政策決定会合(~31日) 31(火)国内9月有効求人倍率・・鉱工業生産、黒田日銀総裁会見、米FOMC、10月消費者信頼感指数 1(水)米10月ADP雇用統計・10月ISM製造業景気指数・10月新車販売台数 3(金)米10月雇用統計・9月貿易収支・10月ISM非製造業景気指数 5(日)トランプ大統領来日(~7日)   ◆先物夜間取引の終値は 22030 -20円安でした。 高値では22130円まで買われる場面もありましたが、ドル円が金曜日の夕方時点からは円高に振れ、 113円台半ばで推移したことを嫌気した格好です。 来週は米国で10月雇用統計を始めとする、重要な経済指標の発表が多くあります。 また日銀金融政策決定会合や米FOMCもありますが、こちらに関しては金融政策に大きな変更は無いと 予想されています。 トムソン・ロイターのデータによると、第3四半期の米国の企業利益はこれまでのところ6.7%増加で、 これまでに決算を発表した273社のうち、予想を上回ったのは74%となっていますが過去4四半期は 72%でしたので際立って良いわけではないですが、主力銘柄の好調さが相場をけん引しています。 国内企業の決算発表はまだ続きますが、これまでに発表があった企業はおおむね良好な内容だっただけに まだ期待感は続きやすいと思われます。 日経平均は9月8日の終値19274円から33営業日かけて27日の終値22008円まで 2700円幅超、約14.2%上昇して22000円の心理的な節目を回復しました。 とくに直近の20営業日はほとんど調整なく上昇していますので、引き続きテクニカル指標には 過熱感がありますし、すでに日経平均の予想PERは15倍台を回復していますので割安感もありません。 それでもまだ上昇を続けるのか、22000円乗せで目先の達成感が出やすいのか、 ココまでの勢いを見せつけられると予想が難しい状態です。 ただ言えることは、この水準での主力大型株は利食い優先だと思いますし、あらたに買う水準ではないと 思いますし、上値が重くなってくると資金は中小型株にシフトしやすいと思います。 すでに中小型株のなかには大きく動き始めているものもありますので、好業績期待があるにもかかわらず 調整していたものに関しては買い場だと思います。   【10月第1週にメルマガ配信した騰落率が大きい銘柄の実績です】 ☆売りシグナル点灯後14日目までの実績一覧はこちら ... 続きを読む