10月27日 後場の相場概況
前場の日経平均は+203円高の21943円と続伸しました。
朝方は、26日の欧米株式の上昇やドル円が円安に振れたことなどを受けて大幅高で始まりました。
ECB(欧州中央銀行)理事会で、今後の量的緩和の縮小ペースが緩やかになるとの見方が広がったことも
買い安心感につながりました。
寄り付き直後には利益確定売りから上げ幅を縮小する場面もありましたが、下値は限定的であったことから
切り返し、高値では+228円高の21968円まで上昇しました。
米国で26日の取引終了後に増収増益の7-9月期決算を発表した米マイクロソフトやアルファベットなど
ハイテク企業の株価が時間外取引で上昇したことを受けて、国内でもファナック、京セラなどの
ハイテク株に買いが集まったことも、相場の後押しとなりました。
◆取引開始前の外資系証券経由の注文は7営業日ぶりに売り越しで、金額ベースでは174億円の
売り越しとされており、売却額が比較的大きかったことから、海外投資家が利益確定の売りを
出したのではないかと朝方は意識されましたが、そもそもこの数字はほとんど意味がありません。
売買の数量、金額は指値での注文も含まれているため、実際に売れるかどうかわからない
売り指値もカウントされての売り越しとなっているからで、買い注文も同じことです。
ですので、これを集計していったものと週間ベースで発表される投資主体別売買動向の数字が
大きく食い違ってくることが多々あります。
きのう夕方に書きました、おととい、きのうと続いていた日経平均の終値よりも先物日中取引終値が
妙に高いことはきょうの相場につながっていたと言わざるを得ません。
昼休みの時間帯も先物が強含んで推移していましたので、心理的節目の22000円まで
あとわずかな位置まで来ました。
少なくとも22000円にはワンタッチもしくは引け値で乗せる場面があるのでしょう、
というかそうさせたいのでしょう。
海外投資家にとって重要なドル建ての日経平均は2000年4月以来の高値付近でもみ合っており、
円建てで見るほど実は上昇していません。
ということはやはり日経リンク債などに絡んで、どうしても22000円はつけさせたいプレイヤーが
居るのだと思います。
実際につけてしまったところが終点になる可能性もありますが、今晩の米7-9月期GDP次第で
来週初まで勢いが続く可能性も残しており、売り方にとっては厳しい状況がもう少し続くかもしれません。
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