10月19日 後場の相場概況
前場の日経平均は+140円高の21503円と13日続伸しました。
1996年10月21日以来、21年ぶりに取引時間中での21500円台を回復しています。
朝方は、米国株市場で主要3指数がそろって史上最高値を更新したことや、円安を好感して高く始まりました。
その後はやや上値が重い展開が続きましたが、前場終盤から上昇幅を広げ始めると
日経平均は午前の取引を高値で終えました。
中国の7-9月期の国内総生産(GDP)成長率が6.8%と、市場予想の6.7%を上回ったことも
買い安心感につながりました。
◆過去2番目と並ぶ13連騰をほぼ確実にし、前引けの日経平均は心理的な節目の21500円も回復しました。
それでももし足りないものがあるとすれば、過去最長の14連騰にあす並ぶことでしょうか。
週末の衆院選に向けて、買い戻し、踏み上げを促す買い煽りに加え、イベントドリブンの買いも
入っているようです。
これはなにか大きなイベントが控えているときに、その結果が出たときにさらに大きく上昇する可能性に賭けて
買い進む手法です。
昨年でいえば、英国の国民投票前に買い進み、ブレグジットが決まって大幅下落しました。
米大統領選前に買い進み、トランプショックで一時的に大幅下落となりました。
今年は5月にフランス大統領選挙前に買い進み、このときはさらなる上昇につながりました。
衆院選でよほど与党が圧勝しないと、さらなる上昇にはつながりづらいと思われますが、
イベントドリブンというのは大きな期待に賭ける取引なのでまだあすまで買ってくる
かもしれません。
その一方で、世界同時株高に警鐘を鳴らしている方もいます。
今年のノーベル経済学賞の受賞が決まったシカゴ大教授のリチャード・セイラー氏は受賞決定後、
米通信社のインタビューに対して我々は人生で最もリスクの高い局面を過ごしているようにみえるのに、
株式市場は昼寝を決め込んでいるようだと、歴史的な低ボラティリティーのもとで上がり続ける
株式市場に危機感を持っていることを明らかにしました。
セイラー氏は行動経済学とともに行動ファイナンス理論の大家としても知られています。
つまり行動ファイナンス理論から見ても、いまの世界同時株高には注意が必要ということです。
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