10月13日の米国株市場
13日の米国株市場は
NYダウが+30.71ドル高の22871.72ドルと反発、
ナスダックが+14.291ポイント高の6605.801と反発しました。
中国の輸出の伸びを示す経済指標を好感し、世界経済に対する楽観的な見方が広がり、
米国外での事業の比率が高い米主要企業の収益が拡大するとの期待を誘いました。
ハイテク株の上昇が相場全体の押し上げに寄与し、週足ではNYダウとS&P500種が5週連続、
ナスダックが3週連続で上昇となりました。
朝方発表された9月の米小売売上高は2年半ぶりの大幅増となり、9月の消費者物価指数は前月比で
8ヶ月ぶりの大幅なプラスとなりましたが、ともに市場予想には届きませんでした。
10月のミシガン大消費者信頼感指数は2004年1月以来の13年ぶりの高水準を記録しました。
これらの経済指標を受けて、米景気は緩やかに拡大する一方で、物価上昇率の伸びは限られる状態が続く
可能性が意識され、先行きの利上げペースが鈍るとの観測が強まったことも相場の後押しとなりました。
ただ、高値警戒感が強く、業績に不安のある個別銘柄が売られて相場の上値は重くなりました。
投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のVIX指数は9.61と、
記録的な低水準にとどまっています。
[来週の主なスケジュール]
16(月)中9月消費者物価・9月生産者物価、日米経済対話第2回会合
17(火)米9月鉱工業生産・設備稼働率
18(水)中国共産党全国代表大会、米9月住宅着工件数
19(木)国内9月貿易統計、中7-9月期GDP・9月小売売上高・9月鉱工業生産
米9月CB景気先行総合指数
20(金)米9月中古住宅販売件数
◆先物夜間取引の終値は 21220 +60円高で終わっています。
高値では21270 +110円高まで買われたのちに、円高の進行に伴って安値では
21130 -30円安まで下落する場面もありました。
ドル円は金曜日の夕方時点では112円台を維持していましたが、一時111円台半ばまで
円高が進み、111円台後半で終わっています。
先週は結局、上に荒れるSQ週となりましたが、今週はその反動が出る可能性が意識されそうです。
日米ともに高値警戒感がくすぶってきていますので、きっかけ一つでスピード調整が
始まるかもしれません。
ただ国内相場を見てみると、金曜日は円高を無視して買われていましたので、売り方が油断をしていると
まだ踏み上げ相場の延長戦があることも頭のすみに置いておくのが無難かもしれません。
テクニカル指標はたしかに過熱感を示唆していますが、踏み上げ相場の最終局面では
テクニカル指標等を無視してでも、買い煽られて苦しくなった売り方が、損失を確定させるために
買い戻しに動き、それによってさらに相場が上がります。
ただいまは売り方が苦しんでいますが、いずれ高値圏で買ってしまった投資家の方が
苦しむ可能性が高いと思います。
北朝鮮の朝鮮中央通信は13日、米国による無謀な動きがあれば北朝鮮政府は
行動を取らざるを得なくなると警告し、米領グアム周辺に向けてミサイルを発射する
可能性を改めて報じています。
16日には米韓合同海軍演習が始まる予定になっていますので、これをきっかけに
地政学リスクが再度高まることは含んでおいた方が良いでしょう。
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