10月6日の米国株市場
6日の米国株市場は
NYダウが-1.72ドル安の22773.67ドルと8営業日ぶりに小反落、
ナスダックが+4.82ポイント高の6590.18と9日続伸しました。
9月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数は前月比3万3000人減と、市場予想の8万人程度の増加に
反して約7年ぶりに減少しましたが、米南部を襲ったハリケーンによる一時的な影響と受け止められました。
失業率は4.2%に低下し、平均時給は前年同月比2.9%上昇と市場予想の2.6%上昇より伸びました。
これにより、市場では12月の利上げ観測がさらに強まり、金利上昇が続けば景気や企業業績に悪影響が
出ると警戒されました。
熱帯低気圧ネイトが石油施設が集まるメキシコ湾岸に接近しており、原油需給への警戒感から原油先物相場が
下落し、石油株が売られて相場の上値を抑えました。
ただ税制改革への期待が根強いうえ、来週から始まる主要企業の7-9月期決算発表が買い材料になるとの
見方もあって、取引終了にかけてNYダウは下げ幅を縮小しました。
ナスダックはアルファベット(グーグル)やフェイスブックなど時価総額の大きい主力株が上昇して9日続伸し、
6日連続で過去最高値を更新しました。
9日続伸は7月中旬の10日続伸以来ほぼ2カ月半ぶりの連続記録です。
投資家の不安心理の度合いを示すVIX指数は前営業日に過去最低で引けましたが、この日は急反発しました。
[来週の主なスケジュール]
10(火)国内8月国際収支、9月景気ウォッチャー調査、衆院選公示
11(水)米9月FOMC議事録
12(木)G20財務相・中央銀行総裁会議(~13日)
13(金)10月限SQ、中9月貿易収支、米9月消費者物価、米9月小売売上高
◆先物夜間取引の終値は 20650 -60円安で終わっています。
米国株は高安まちまちの小幅な動きでしたが、6日夕方時点で113円台に乗せていたドル円が
112円台半ばまで円高に振れたことを嫌気しています。
また10月10日の朝鮮労働党創建記念日に向けて、北朝鮮が米西海岸を射程にとらえた
ミサイル発射の準備を進めているとの一部報道も、買い手控えにつながりました。
なにかしらの挑発行為を行うことは想定の範囲内でしたが、本当に米本土を標的とするような
ミサイル発射実験や、太平洋上での水爆実験などを行うようであれば、トランプ大統領もいよいよ
動かざるを得ないでしょうし、大統領自身も現在は嵐の前の静けさだと含みを持った発言をしています。
この連休中になんらかの行動に出て、それが想定の範囲内であれば来週も踏み上げ相場が継続する
可能性がありますが、予想外の行動に出た場合には荒れるSQ週となりそうです。
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◇以前は
株価の上下が大きい銘柄を先に抽出して、その銘柄群のなかでシグナル点灯があったものを配信していましたが
◇現在は
買いシグナルが出たときに実際に大きく上がっていた実績のある銘柄、
売りシグナルが出たときに実際に大きく下がっていた実績のある銘柄
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