9月22日の米国株市場

22日の米国株市場は
NYダウ-9.64ドル安の22349.59ドルと小幅に続落
ナスダック+4.229ポイント高の6426.922と3日ぶりに反発しました

トランプ大統領北朝鮮への経済制裁強化に踏み切り、それに対抗して北朝鮮が水爆実験の実施を示唆して

挑発するなど、地政学リスクが再燃していることから警戒感が意識されました。

共和党が来週に上院での採決を予定する医療保険制度改革(オバマケア)改廃法案を巡り、

共和党重鎮のマケイン上院議員が法案に反対を表明し、成立が難しくなったとの見方が広がりました。

これを受け、それまで下げていたヘルスケア関連株が買い戻され、引けにかけて下げ幅を縮小しました。

一方で22日に新型スマートフォン「iPhone8」と腕時計型端末「アップルウオッチ」の

新モデルを発売したアップルは、一部で売れ行きが懸念されて週間の下げ幅が5%に達しました。

長期金利の下落で金融株も売られましたが、全体を積極的に売り込むほどの悪材料は見当たらず、

取引終盤にかけて下げ渋りました。

またこの日はユダヤ教の祝日で市場参加者がやや少なかったことから、相場は盛り上がりを欠きました。

トランプ政権は新たな入国制限令の発表を予定しており、対象となる8~9か国には米国との関係性や

脅威の度合いに応じて、異なる制限が設けられる見通しですが、これによって政権運営への懸念が

高まる恐れもあると見られています。

 

[来週の主なスケジュール]

25(月)独景況感指数

26(火)7月日銀金融政策決定会合議事要旨、米8月新築住宅販売件数、米9月消費者信頼感指数

28(木)臨時国会召集(冒頭で衆議院解散の可能性)、米4-6月期GDP確定値

29(金)国内8月消費者物価・労働力調査・有効求人倍率・家計調査・鉱工業生産

 

◆先物夜間取引の終値は 20200 +20円高で終わっています。

ドル円は111.98円と22日夕方からほぼ横ばいで終わっています。

さて一時は衆議院の解散総選挙で自民党の圧勝観測が流れ、相場上昇の後押しとなりましたが

週末にとんでもない事実が文春砲によって暴露されました。

先月の内閣改造で入閣した野田聖子総務相は、すでに来年秋の総裁選への出馬を表明していますが

実はその夫が前科二犯で会津小鉄会の昌山組元幹部という筋金入りの元暴力団員だとのことです。

しかも組の解散後も周囲と金銭トラブルを起こすなど、いまだ現役感があるようです。

これで安倍首相の任命責任が問われ、自民党圧勝のシナリオが揺らぐ可能性も出てきました。

おそらくはコメントを求められる党幹部が失言し、騒ぎは拡大すると思われます。

またトランプ大統領は、北朝鮮による大量破壊兵器の太平洋上での爆発は大惨事を引き起こす

強力な警告をし、政府高官は北朝鮮による前例のない侵略行為になると強調しています。

ココまでの相場の楽観ムードを変えかねないこれらのことが、来週の相場にどの程度影響するのかは

まだ読み切れませんが、相場の短期的な過熱感は否めなか、ヘッジファンドなど短期の投機筋は

今度は下げで儲けようと方向転換する可能性もありますので要注意です。

 

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