9月8日の米国株市場
8日の米国株市場は
NYダウが+13.01ドル高の21797.79ドルと反発、
ナスダックが-37.677ポイント安の6360.192と3日ぶりに反落しました。
米フロリダ州に接近している大型ハリケーン「イルマ」による影響を見極めたいとの雰囲気から、
朝方を中心に持ち高を整理する売りで下げる場面もありました。
米国では前月下旬にハリケーン「ハービー」が米南部で甚大な被害をもたらしましたが、
イルマに続いてさらに複数のハリケーンが発生していることから、短期的な経済や相場への影響が
警戒されている半面、長期的には復興需要が景気を押し上げるため、株式相場への悪影響は限られるとの
見方もありました。
住宅などの補修が増えるとの見方からホームセンターのホーム・デポが買われ、保険金支払いが膨らむとの
警戒感で売られてきた保険株は買い直されて保険のトラベラーズも大幅上昇し、2銘柄でダウを45ドル近く
押し上げました。
9日の北朝鮮建国記念日を控え、ミサイル発射などに対する警戒感から相場の上値は重くなりました。
NY連銀のダドリー総裁が米経済番組のインタビューで次の利上げの具体的な時期を判断するには早すぎると
発言したことから市場では年内の利上げ観測が後退し、米長期金利の低下が続くとの見方から金融株などには
買いが入りづらくなっています。
ナスダックはアップルやアマゾン・ドット・コムなど主力株をはじめ、半導体株などの下げが目立ち、
3日ぶりに反落しました。
[来週の主なスケジュール]
11(月)国内7月機械受注、8月工作機械受注、国連安全保障理事会(北朝鮮への追加制裁決議案が採決)
13(水)国内7-9月期法人企業景気予測調査、米8月生産者物価
14(木)中国8月小売売上高・都市部固定資産投資・鉱工業生産、米8月消費者物価指数
15(金)米8月小売売上高、米8月鉱工業生産・設備稼働率、9月ニューヨーク連銀製造業景気指数
◆先物夜間取引の終値は 19170 +30円高で終わっています。
先日も書きましたが、日経平均に比べて12月限先物は理論上130~140円安くなりますが、
これは先物がすでに9月末の配当落ちを先に織り込んでいるからで、先安観のせいではありません。
ですから現物が配当落ちする27日にはほぼ同じ水準になります。
ちなみに12月限先物は10月末、11月末に配当落ちする分も先に織り込んでいます。
これを書いている時点では、まだ北朝鮮によるミサイル発射などの挑発行為は起こっていません。
9日の建国記念日にあわせてICBM発射など次の行動にでるというのがおおかたの見方でしたが
6日に発生した大規模な太陽フレア(太陽の表面で発生する爆発現象)の影響で、現在は人工衛星で
障害が発生する可能性があったりGPSを使った測位に誤差が増えたりすることから
発射の時期を調整しているとの見方もあります。
そうだとすると北朝鮮リスクは週明けまで継続するわけですから、あまり夜間取引の終値は
アテにならないかもしれません。
テクニカル指標は安値圏を示唆するものが増えてきていますが、一方では金曜日のSQ値19278.13円や
200日線を割り込むなど株価チャート的にはよくない形になっています。
先週は荒れるSQ週らしく、週間では-416円安となりましたが、そろそろリバウンドを狙って
みたくなってきますね。
ただ金曜日の高値はボリンジャーバンドの-1σ(8日現在:19357円)できっちりと
止められていますので、買うにしても-1σあたりまでリバウンドしたときには確実に利益が出る水準まで
下がってから買い始める方がいいと思います。
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