9月1日の米国株市場

1日の米国株市場は
NYダウ+39.46ドルの21987.56と4日続伸
ナスダック+6.669ポイント高の6435.331と5日続伸しました

欧州株が全面高となった流れで米国株にも買いが先行するなか、8月雇用統計で非農業部門雇用者数が

15.6万人増と予想を下振れたことで、追加利上げ観測が後退しました。

8月ISM製造業景況指数は予想を上振れて堅調推移となり、米景気の回復が続く一方で緩和的な金融環境が

長期化するとの期待から幅広い銘柄に買いが入りましたが、4日は米国株市場が休場となることから

3連休を控えた週末とあって上値は重い展開でした。

連休明けの5日から米議会では審議が再開しますが、債務上限引き上げ法案や税制改革案などの

政治動向に注目が集まります。

8月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比15.6万人増、失業率は4.4%、全体の平均時給は

前月比0.1%増と市場予想を下回り、物価上昇の鈍さが改めて意識されました。

ただ8月の雇用者数の鈍化は季節調整のゆがみとの指摘が多く、これを嫌気した売りは目立ちませんでした。

8月のISM製造業景況感指数は58.8と、前月からやや低下を見込んだ市場予想に反して上昇し、

2011年4月以来の高水準になりました。

米製造業の景況感改善などを手掛かりに米長期金利の指標である10年国債利回りが上昇したことで、

利ざや改善への期待から金融株が買われ、JPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスの2銘柄で

ダウを20ドル超押し上げました。

ナスダックはバイオ製薬株への買いが続いたうえ、半導体関連株の一角が買われて5日続伸し、

連日で最高値を更新しました。

 

[来週の主なスケジュール]

4(月) 米国休場(レーバーデー)

5(火) 中8月PMIサービス業、米7月製造業受注

6(水) 米7月貿易収支、米8月ISM非製造業景況指数、ベージュブック

7(木) 国内7月景気動向指数、ECB定例理事会・ドラギ総裁会見

8(金) 国内4-6月期GDP改定値、中8月貿易収支、米7月消費者信用残高

 

◆先物夜間取引の終値は 19710 +20円高で終わっていますが、高値は19730円まで、

安値は雇用統計発表直後に19670円までありました。

これを受けて週明けの東京市場は堅調に始まりそうですが、一方で米国株市場が休場なため

その後の動きには方向感が出にくくなるかもしれません。

テクニカル指標の多くは短期的な高値圏を示唆する位置まで上昇していますので、さらに買い進むには

新たな買い材料が欲しいところです。

1(金)に日経平均は25日線水準まで回復していますし、TOPIXは25日線を上抜けているだけに

目先の達成感が出やすい状況です。

また9月限の先物オプション取引のSQを8(金)に控えて、荒れるSQ週になる可能性もあります。

先月もSQ前の火曜日、水曜日の2日間で日経平均は約326円下落していますので注意が必要ですね。

 

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