2017年8月27日

8月25日の米国株市場

25日の米国株市場は NYダウが+30.27ドル高の21813.67ドルと3日ぶりに反発、 ナスダックが-5.683ポイント安の6265.643と3日続落しました。 政権の経済政策の要となるコーン国家経済会議(NEC)委員長が25日付の英フィナンシャル・タイムズ (電子版)のインタビューで「来週からトランプ米大統領の日程は税制改革を中心に展開する予定だ」と 語ったことから期待が高まり、ダウは高値では+123ドル高まで上昇する場面がありました。 しかしその後は、ジャクソンホール会合でイエレンFRB議長とドラギECB総裁が講演したなかで ともに金融政策に関する言及を避けたため、週末要因もあって持ち高調整の売りに押されました。 ナスダックはアマゾン・ドット・コムやフェイスブック、グーグルの持ち株会社アルファベットといった 代表的なネット関連株が売られて3日続落しました。 イエレン議長の講演には、年内の追加利上げを示唆するとの思惑もあったことから失望感もあり、 円を買ってドルを売る動きが広がって1ドル109円台前半まで円高が進行する場面もありました。 講演では、金融危機以降、金融規制の改革によって金融システムの安全度が増し、強化されたことが強調され、 規制への調整はあくまで軽微なものにとどまるべきであるとの主張がなされました。 金融規制が経済成長を阻んでいるとして大幅に緩和すべきとする大統領の主張に異議を唱えるものであったこと から、金融セクターを始め市場全体に利食い売りが広がりましたが、その後は講演内容が一部で懸念されていた ような金融市場安定確保のための金融政策発動が必要だとするものではなかったことから米10年債利回りが 低下し、市場はこれに支えられて徐々に回復基調となりました。   29(火) 国内7月労働力調査・有効求人倍率、国内7月家計調査、米8月消費者信頼感指数 30(水) 米8月ADP雇用統計、米4-6月期GDP改定値 31(木) 国内7月鉱工業生産、中8月製造業PMI  1(金) 国内4-6月期法人企業統計、米8月雇用統計、米8月ISM製造業景気指数、米8月新車販売台数   ◆先物夜間取引の終値は 19470 +20円高で終わっていますが、高値は19530円までありました。 とりあえず24(木)の日中安値19300円からはそれなりのリバウンドがあったわけです。 ところが26(土)になって早朝に北朝鮮がミサイル発射とのニュースが飛び込んできました。 夜間取引にはこの事態は織り込んでいませんので、月曜日の寄り付きから反応することになります。 どの程度、嫌気して始まるのかまだ分かりませんが、まったくの無視ということにはならないと思います。 先週の相場では、東証1部の売買代金が活況の目安とされる2兆円を一度も超えませんでした。 上値が重い展開が続いているなかで、日経平均のチャートは25日移動平均線が75日移動平均線を 下抜けたデッドクロスになっており、弱気な見方をする投資家が多いことを表しています。 一方で、諸々のテクニカル指標は底値圏を示唆する位置まで低下したまま底を這っています。 もし寄り付きから大きく下げて始まるような展開になるのであれば、逆にいい買い場になるように思います。 ボリンジャーバンドの-2σ(25日現在:19284円)や-3σ(25日現在:19030円)、 また200日移動平均線(25日現在:19297円)などを意識しながら買い下がるイメージで いいと思います。 ただし、これらの数値は月曜日に相場が大きく下げた場合には連れて下がってきますので、 あくまでも目安として使ってください。 いつも前場が引けた後に、前引けの株価から「前場試算値」を算出してTOP画面に表示していますので、 後場はそちらの数値を参考にしてください。   【8月第1週にメルマガ配信した騰落率が大きい銘柄の実績です】 ☆売りシグナル点灯後14日目までの実績一覧はこちら ... 続きを読む