【メルマガ配信銘柄】7月20日分の実績です
日経平均は-257円安の19738円と大幅続落しました。
19800円割れは5月31日の終値19650円以来ほぼ2カ月半ぶりの安値水準で、
下げ幅は5月18日の-261円安以来の大きさでした。
北朝鮮が核弾頭の小型化に成功したと米メディアが報じたことで、投資家心理が冷え込みました。
先物にまとまった売りが出たことで裁定解消売りが誘発され、値がさ株が大幅安となりました。
安値では-335円安の19660円まで下落する場面がありましたが、後場は日銀のETF買い期待を
支えに下げ渋った格好ですが、株価の下落につれて円高も進行したため戻りは限定的でした。
◆きょうはまんまと先物の売り仕掛けに相場はパニックになりました。
北朝鮮による地政学リスクは寄り付き直後の-100円安程度のインパクトでしたが、
その後、9時30分と9時50分頃の2回、先物に大量の売りが出てると、
日経平均は一気に下げ幅を拡大しました。
日経平均先物9月限の売買高はお昼の時間帯ですでに約5万枚になり、きのうの日中取引の24593枚の
ほぼ2倍に膨らむと、日中取引を通しては7万枚強と大商いになりました。
夏季休暇入りする投資家が多く、押し目買いが入りにくいなか、あすのSQ算出で指数を下げたい
向きが一気に仕掛けてきた感じです。
これを受けて三連休を前に先物にリスクヘッジの売りも出て、これによって裁定取引の解消売りが値がさ株を
中心とする現物株の下落を招きました。
ボリンジャーバンドの-1σ(今日現在:19935円)に戻りを抑えられ、
引け値でも-3σ(今日現在:19754円)をわずかながら下回っています。
これは通常のヘッジ売りだけでなく、SQで清算する予定だったプット売りを持っている投資家が
慌ててヘッジで先物を売ったことで下げ幅はさらに拡大した格好です。
さらにこの売り方は、相場が下がれば下がっただけ先物を売る必要が生じるため、それを見越して
さらに売り方は仕掛けた感じで、まんまとやられましたね。
ただ冷静になれば、-3σと+3σの間で株価が推移する確率は約99.7%です。
つまり-3σを下回った株価は売られ過ぎです。
ちなみにブレグジットのときの急落も、トランプショックのときの急落も、-3σで下げ止まっていました。
さらに言うと8月限プット売りのヘッジで売った先物は、あすのSQを通過すると必要がなくなるので
その後は買い戻すことになります。
以上を踏まえると、この夜間取引からあすにかけて安いところがあった場合には、
絶好の買い場になる可能性があると思います。
ただ買い方の不安としては、ずっと書き続けていました三角持ち合いが下に放れたことです。
これによって現物株には戻り売りが出やすくなったという点には注意が必要かもしれません。
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