8月4日の米国株市場
4日の米国株市場は
NYダウが+66.71ドル高の22092.81ドルと9日続伸して8日連続で過去最高値を更新、
ナスダックが+11.223ポイント高の6351.564と3日ぶりに反発しました。
7月の米雇用統計が予想を上回り、米長期金利が上昇したことを受けて金融株が買われて相場を支えました。
米労働省が発表した7月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が20万9000人増と、
市場予想の18万3000人増を上回り、失業率は4.3%と前月比0.1ポイント改善しました。
全体の平均時給は前年同月比で2.5%増え、市場予想の2.4%増をやや上回ったため
米景気は緩やかに回復しているとの見方が改めて広がり、企業業績の改善が続くとの思惑から
幅広い銘柄に買いが入りました。
これを受けて、年内利上げの確率は50%と、雇用統計発表前の46%から上昇しています。
米長期金利の指標である10年物の米国債利回りは一時2.29%と前日から0.07%上昇しました。
金利上昇が業績の追い風となりやすい金融株が買われ、ゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースの
2銘柄だけでダウを約47ドル押し上げました。
ただ連日で最高値を更新しているうえ、週末を控えて利益確定の売りも出やすかったことで上値は重い展開でした。
ナスダックは、フェイスブックやアルファベット(グーグル)などが上げたものの、インテルなど主力株の一角が
下げたことが重しとなりました。
先物夜間取引は20050 +100円高(大証日中取引終値比)で終わっています。
[来週の主なスケジュール]
7(月) 国内6月景気動向指数
8(火) 国内7月景気ウォッチャー調査、中国7月貿易収支、
9(水) 中国7月消費者・生産者物価、
10(木) 米7月生産者物価指数(PPI)
11(金) 米7月消費者物価指数(CPI)
◆週末の日本株は円高と週末要因で売られましたが、米雇用統計を受けてドル円は一時111円台と
約1円の円安になる場面もありました。
先物夜間取引も日中終値比100円高となっていますので、とりあえず月曜日の寄り付きは
買い戻しが入って高く始まりそうです。
ただ2万円をはさんだもみ合いや、直近の三角持ち合いを上抜けする勢いがあるかと言われると
まだ確信は持てませんね。
安いところで買えたものは、ボリンジャーバンドの+1σ(4日現在:20107円)や
うまく勢いがついた場合でも+2σ(4日現在:20175円)あたりでは売りたくなります。
それ以上に上昇する可能性があるとすれば、来週はSQ週であることで予想外の買い仕掛けが入った場合と
安倍総理が支持率回復の切り札として経済対策を発表した場合くらいでしょうか。
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