今日で10日間経過した個別銘柄のシグナル点灯後の結果です
日経平均は-6円安の20170円と小幅ながら3営業日ぶりに反落しました。 朝方は、前週末の米雇用統計の結果公表をきっかけに1円程度円高になったことから利益確定売りが先行して、安値では-73円安の20104円まで下落しましたが、円高が落ち着いたタイミングで先物にまとまった買いが入ると上昇に転じました。 後場に入ると再び安い場面もあったものの、プラスに切り返すと高値では+47円高の20224円まで上昇しましたが、大引けにかけては利益確定売りに押し返されて小幅安で終わりました。 ◆5月の米雇用統計は市場予想を下回り、ロンドン中心部でテロが発生し、為替は先週末に比べて約1円の円高、先週末500円超上げた反動が意識され、安倍内閣の支持率も急低下するなか、日経平均は+47円高までありましたね(^^; 5月26日時点の信用売り残が1兆201億円と約8年ぶりの高水準に積み上がっていたこともあって、慌てて買い戻しているというのは分かりますが・・・ 週末のSQに絡んで、先物にも買い戻しやヘッジ買いが入っていることから先物出来高も増えています。 ちなみに先週末、米国株市場では株価急落を予兆するとされる「ヒンデンブルグ・オーメン」が点灯しました。 1.ニューヨーク証券取引所での52週高値更新銘柄と52週安値更新銘柄の数が共にその日の値上がり・値下がり銘柄合計数の2.8%以上 2.NYSEインデックスの値が50営業日前を上回っている 3.短期的な騰勢を示すマクラレンオシレーターの値がマイナス 4.52週高値更新銘柄数が52週安値更新銘柄数の2倍を超えない と覚えきれないような条件ですが、1985年以降で米株式市場が暴落した際は、いずれの場合もヒンデンブルグ・オーメンが点灯していました。 ※必ず暴落するという意味ではなく、暴落したときにはいつも点灯していたということです。 ・77%の確率で株価は5%以上下落 ・パニック売りとなる可能性は41% ・暴落の可能性は24% とされています。 最近でいうと 2014年5月、9月、12月、2015年1月、3月、6月、12月、2016年12月、2017年3月に点灯 2015年6月に点灯した際にはその後「チャイナ・ショック」で日経平均は20000円台から3ヶ月で16000円台に急落したり、今年3月は1ヶ月で-1400円ほど下落しました。 ちなみに8(木)には 国内1-3月期GDP改定値、欧ECB理事会、英総選挙、米コミー前FBI長官の議会証言が予定され、翌9(金)は先物・オプション6月限のSQです。 テクニカル指標はTOP画面に移行しました (テクニカル指標についてはこちらをどうぞ) (騰落レシオについてはこちらをどうぞ) (騰落レシオの計算方法についてはこちらをどうぞ) (ボリンジャーバンドについてはこちらをどうぞ) ... 続きを読む