12日の米国株市場

 

12日の米株国市場は

NYダウは前日比-22.81ドル安の20089.661ドルと4日続落して4月24日以来ほぼ3週ぶりの安値となりました

ナスダック+5.268ポイント高の6121.232と反発しました。

日経先物夜間取引-80円安の19800円で終わっています。

 

 

朝方発表された4月の小売売上高、4月の消費者物価指数(CPI)が低調な内容となったこと、軟調な業績を嫌気して百貨店株が下落したことが重しとなりました。

 

これにより米連邦準備理事会(FRB)が重視する物価指標の個人消費支出(PCE)デフレーターの伸び率も縮小するとの思惑を誘い、年内の利上げスタンスを維持するか懐疑的な見方が広がりました。

 

一方で、業績改善期待は根強く、アナリストが目標株価を引き上げたアップル上場来高値を更新アマゾンなど高成長の大型株への買いも続き下値は支えられました。

 

週間ではダウは+0.5%S&Pは-0.4%ナスダックは+0.3%でした。

 

 

またエバンス米シカゴ連銀総裁が「もし今年あと2回利上げしたら驚きだ」と発言したことから米10年債利回りが低下し、円高に拍車をかけました。

エバンス総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議決権があるため発言には注目が集まりました。

 

 

 

米労働省が発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前月比+0.2%と予想通り、3月の-0.3%からプラスに改善しましたが前年比では+2.2%と、3月の+2.4%から低下して予想の+2.3%を下回って年初来で最低となりました。

変動の激しい燃料と食料を除いたコアCPIは前月比+0.1%と、3月-0.1%からプラスに改善したものの予想の+0.2%は下回り、前年比では+1.9%と、予想の+2.0%を下回り2015年10月以降で最低となりました。

 

米商務省が発表した4月小売り売上高は前月比+0.4%と、伸びは3月+0.1%から拡大したものの予想+0.6%を下回り、3月分は-0.2%から+0.1%へ上方修正されました。

国内総生産(GDP)算出に使用される自動車・建材を除いた小売りは前月比+0.2%と、2016年8月来で最大となった3月から予想以上に伸びが縮小しました。

 

この注目されていた二つの経済指標が予想を下回る結果となったことに失望して米10年債利回りは2.38%から2.35%へ低下し、これに伴ってドル円は114円台から113円30銭台へ急落しました。

 

 

来週注目される経済指標は

15日中国で4月の鉱工業生産と小売売上高、都市部固定資産投資

16日米4月住宅着工件数

18日国内1-3月期GDP(国内総生産)があります。

 

1-3月期GDPについて、市場予想は前期比年率プラス1.8%と、前四半期のプラス1.2%を上回る拡大幅を見込んでいますが、予想数値にはバラつきがあり、結果次第では相場の変動要因になります。

 

 

 

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