☆今日で10日間経過した個別銘柄のシグナル点灯後の結果です☆
今日の日経平均は前日比+13円高の18432円と小幅ながら3日続伸しました。
前場は、欧州政治リスクを背景に昨晩の欧米株式市場が大きく下げたことや円高ドル安が重しとなって安く始まり、安値では前日比-91円安の18327円までつけました。
売り一巡後は円高一服もあって買い戻しや押し目買いが入るとプラスに転じ、高値では+32円高の18451円まで上昇しましたが、上値は重く前引けにかけて小安い水準で推移しました。
後場は、小安い水準まで下がったものの下値は限定的で、次第に底堅い動きとなりました。円安に傾き始めると一部の業種には国内機関投資家の資金流入も観測され、下支え要因として意識されました。
東証指値総計では前日に比べて売り注文が若干減少する一方、買い注文は急増していたことから、国内機関投資家が動いた可能性がささやかれて下支えとなりました。
昨日から開催されている麻生太郎副総理・財務相とペンス米副大統領による経済対話では、貿易・投資ルールなど3分野で具体的な成果を目指す方針で合意しました。市場が事前に懸念していた米国側の強硬な主張は目立たなかったものの、先行きの政策には懸念が残りました。
英国のメイ首相が昨晩、下院を解散して6月に総選挙を実施することを明らかにしました。日曜日にフランスの大統領選も控えるなか、欧州の政治リスクが改めて意識され、運用リスクを取る動きが後退したことから欧米株は下落し、円高が進行しました。
◆今日一番大きかった市場の出来事は、前場の寄り付き直後に年金資金と推測される買いが入ったことで相場が切り返したことです。
新年度入りしたことで動きやすくなったというのはありますが、「年金資金を使ってでも18300円以下にずるずる下がっていくことには歯止めを掛けますよ」という市場へのメッセージとも受け取れました。
3月末の日経平均は18909.26円でした。
ココから下がると年金は運用損が出ていると批判されますし、それは政権与党への不満として跳ね返ってきます。
一方で北朝鮮問題は危険だと煽って国民の視線を逸らしながらも、株価が下がりすぎることには神経質になっているわけです。
これによって、株を下げさせて儲けようとする売り方は、18300円処を下値メドとして意識するようになります。もちろん大きな悪材料が出れば割り込むこともあり得ますが、その際にも18300円まではすぐに戻すかもしれないとの意識がありますので、これより下の水準で売ることには躊躇する可能性が出てきます。
結果として下がっても18300円になったら買い戻そうという行動につながりやすく、下値が堅くなりやすくなるかもしれません。
ということで引き続きコールは相場が上がれば売り上がりながらも、逆に相場が下がれば買い下がるというこれまでのスタンスを崩さずに行こうと思っています。
今日のテクニカル指標は(テクニカル指標についてはこちらをどうぞ)
騰落レシオ25日が71.73 (騰落レシオについてはこちらをどうぞ)
騰落レシオ6日が78.97
RSIが28.62
RCIが14.17
ストキャスティクスが27.01
といずれもまだ底値圏にあります。
ボリンジャーバンドでは(ボリンジャーバンドについてはこちらをどうぞ)
25日線が18915円と下がってきていることから
-1σが18534円 ←
-2σが18152円 ←
-3σが17770円
と下方に拡大しています。今日は-1σと-2σの間で推移していました。
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※騰落率が大きい銘柄群のシグナル更新は前場と後場の1日2回です
【先週から始めた騰落率が大きい銘柄群のシグナル点灯後の途中経過です】
◆騰落率が大きい銘柄群としてウォッチしている銘柄の一部の検証結果はこちらです
・メタップス・アカツキ・マイネット・ソフトバンク・東芝・ブランジスタの検証結果です☆
・FVC、アクセルマーク、アスカネット、トレイダーズHDの検証結果です☆
【個別銘柄のシグナル点灯後の結果です】
◆前後場1回ずつこちらに書いているシグナル点灯銘柄は日経225、JPX400採用銘柄です。
◆日足と半日足(前場と後場をそれぞれ1本のローソク足として)で分析しています。
◆売りシグナルは、翌営業日までの高値から、10日目までの最安値で計算しています。
買いシグナルは、翌営業日までの安値から、10日目までの最高値で計算しています。
◆騰落率が
2.5%~5.0%未満のものはオレンジ色に
5.0%~10.0%未満のものは黄色に
10.0%以上のものは赤色に色付けしています。
◆小数点以下第3位を四捨五入しています。