2017年3月25日

買い下がりの重要性

よく買い下がりという言葉を使いますが、本当に重要なことなのであらためて書きたいと思います。   例えば、買いシグナルが出たのでコールを買うと決めたときに、ピンポイントでコールの安値を買うことはとても難しいですし、どこが安値になるかは誰にもわかりません。   だからこんなところで買えたらラッキーという指値を段階的に並べておけば、もし思いがけず相場が下げたときに安値近辺で買い増ししていくことができます。   いま150円しているコールがあるとします。 ・150円だけで買うと平均コストは150円で損益分岐点は155円ですよね。 これを、買えたらラッキーという感じで150円、140円、130円、120円と指値を並べておけば 140円まで買えると平均コストは145円に下がり、最初の買値150円まで戻ったときにはもう含み益が発生します。   このとき130円が買えていないということは140円がほぼ安値なわけですから、安値近辺で買い増しできたというラッキーが生じます。   ・130円まで買えると平均コストは140円まで下がりますので、150円ですべて買うよりもコストが10円下がるわけです。 150円に戻したときには140円平均の3枚が10円分×3枚の含み益を生んでいます。   シグナルが出たのだからすぐに全力で買いたいという投資家心理は分かります。   しかし、方向性は間違っていないのに利益が思ったほど出ないという事態を避けるためには、この買い下がりが有効な手段なんです。   株式用語でナンピン買いというものがあります。 これは、上がると思って買ったものが下がってしまったときに、平均買いコストを下げるためにとりあえず買い増しするものです。   これと買い下がりは大きく違います。   ナンピン買いは買い増しを望んで取っている行動ではなく、仕方がないからコストを下げるために買う、いわば後ろ向きの投資です。   一方で買い下がりは安値近辺をラッキーな値段で買い増ししていく積極的で前向きな投資です。 相場の方向性が合っているならできるだけ安く、多くの投資資金を追加したいですよね。   もし十分に買える前に上がってしまった場合、少なくとも最初の方で買ったものは利益を生んでいるので悔しくありません。   逆に、儲かっているのに悔しがっていたら損をしている投資家に怒られてしまいます。     いま毎日「前場のシグナル点灯銘柄」と「後場のシグナル点灯銘柄」を書いていますよね。 夕方には「今日で10日間経過した個別銘柄のシグナル点灯後の結果です」も書いています。   その検証表の中で、買いシグナルの場合、「翌日までの安値」から「その後の高値」を項目にしています。   これも、シグナル点灯日がすぐに安値となるとは限らないので翌日までの中で安値を探して買いましょう、また買い下がりましょうという意味です。   だから点灯日に安値と思われるところで買って、もし翌日に思いもかけない安値があれば、そこで買い増しできるようにすることでより有効に利用してもらえると考えています。   もちろん点灯日から翌日まで、買い下がりの指値を並べてみるのもいいと思います。   もし、思ったほど買えなくても、その場合は一部でも買えたものは利益が出ていることになります。   思ったほど買えないうちに上がってしまって少しだけ悔しい気がしても大丈夫です。   相場はずっと続きますし、新しくシグナル点灯する銘柄もずっと出現します♪   日経平均のシグナルも同じです。 少しすればまた売りか買いのシグナルが点灯します。   一番大事なのは、方向性が合っているのに買う水準が高かったことで利益が出ない、とならないことです   応援よろしくお願いします♪ ... 続きを読む

悪材料出尽くし?米国株の反応

トランプ政権は昨晩予定していた医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案の下院本会議での採決を見送って、法案自体を撤回しました。   23日の採決を翌日に延期しても、けっきょく可決に必要な過半数の賛成を得るメドが立たなかったということです。   これでトランプ政権への打撃は避けられず、求心力が低下する可能性があるとの判断から米国株式市場は小幅安で終了したものの・・・   逆に医療保健問題がこうした形でクリアされたことで、規制改革や減税などそれほど複雑ではなく実行可能な案件に着手できるとの楽観的な見方も出始めています。   つまり、撤回されたことで今後、特に税制改革などの推進に弾みがつくとの見方が出始めたようで、米国株時間外取引は小幅高に、為替も円安に、先物の夜間取引は安値18990円まで売られていたのに引け値では19110円まで戻しました☆   この動きをマーケット関係者はよく「悪材料出尽くし」と言います。 悪いことが起きるまではそれを材料に売られるんですけど、それがどういう形であれ通過してしまうと「もうこれ以上は悪くならない」と判断して、特に解決したわけでもないのに相場が戻しだすという市場の独特の動きですね(^^;     昨日の夕方には 「今日の日本株の戻しが、短期筋の先物買い戻し、3月末決算銘柄の配当取り、配当を見込んだ再投資の前倒し買いだとすると、単なる国内だけの要因ですから、夜間取引では少し調整があったりしつつも、もし可決されたら再度上昇でしょうか。」と書きましたが、結果的には可決されなくても戻しだしています。   この予想に基づいて、実は夜間取引でもし大きく下がるところがあったらコールを買ってもいいかもと考えて買い指値を並べていました。   具体的には昨日の日中取引で全部売ったコールの19250円を、日中取引の終値225円ののずっと下である175円、165円、155円~一番下は100円まで買い指値していました。   買い指値の根拠は、先物が19000円を割れてきたら段階的に買える指値で待っておこうというものでした。   結果は、先物の安値は18990円で終値は19110円でしたので175円だけは買えていました。   なおかつ最後にコールの値段はついていませんでしたが、先物の終値で計算すると理論値は約225円くらいですから寝ている間に買えて、起きたら50円くらいの含み益が生じているという理想的な形になったのです♪   今回指値の一部だけでも買えたのは単なるラッキーでした。   しかし重要なのは、昨日のブログでも書いたように、常に指値は段階的に並べておくということです。   これは夜間取引だけでなく、シグナル点灯をいかして売買するときにも常に実践した方がいいと思います。 ... 続きを読む